外国のきょうだい支援

●米国 The Sibling Support Project
1990年に設立され,世界のきょうだい支援を牽引してきたと言っても過言ではない,米国のきょうだい支援プロジェクトです。日本にも来ていただきました。

Founded in 1990, the Sibling Support Project is the first national program dedicated to the life-long and ever-changing concerns of millions of brothers and sisters of people with special health, developmental, and mental health concerns.


●英国 Sibs in the UK
2001年に設立されましたが,代表の方は1990年代初めからきょうだい支援の活動を始めていました。子どもも大人も支援しています。大人の支援に関しては電話相談を行ってきており,2018年現在は各地域にピアサポートグループを増やすことに焦点を当てています。

Sibs was set up in 2001 by Monica McCaffrey, the current Chief Executive, in response to demand from parents and professionals in the children’s sector for information on how to support siblings of disabled children. Monica had been running workshops for parents on supporting siblings when she worked for Contact a Family, and also as a freelance trainer, in the early 1990’s.

また,「YoungSibs」というきょうだい児向けのサイトも開設しています。6歳から17歳のきょうだいを対象にしたサイトで,兄弟姉妹の特別なニーズは障害に限らず,学習障害,慢性疾患も対象にしています。

YoungSibs

YoungSibs is for children and young people who have a brother or sister who is disabled, has special educational needs or a serious long-term condition. It is for siblings in the UK aged 6 to 17.


●アイスランド Systkinasmiðjan
1997年に設立され,シブショップも運営しています。シブショップは,8歳から14歳までのきょうだいを対象としています。
サイトは,アイスランド語で書かれています。


●オーストラリア Siblings Australia
シブリング・オーストラリアは,障がい,慢性病,あるいは精神疾患のある子どもおよび成人のきょうだいのための支援を増やすことを目的にしています。
米国滞在中に米国ではきょうだい支援研究が1分野であること,およびきょうだい支援プロジェクトを知ったケイトさんが,帰国後立ち上げたオーストラリア版きょうだい支援プロジェクトです。

Siblings Australia is committed to improving the support available for siblings of children and adults with chronic conditions including disability, chronic illness and mental health issues.


●オーストラリア Purple Soup
病児の子どもとその家族を支援していて,きょうだいのためのキャンプも行っています。オーストラリアであったきょうだい会議の際にティムさんとメリッサさんにお会いしたのですが,ティムさんは他の国のきょうだいキャンプとも情報交換をしたいと話していました。

PURPLE SOUP PROVIDES CHALLENGING, ACTIVITY BASED PROGRAMS FOR CHILDREN AND THEIR FAMILIES AFFECTED BY SERIOUS ILLNESS.
These adventures are designed to rebuild confidence, self esteem, trust and courage in a safe, fun and supportive environment.


●ニュージーランド Parent to Parent New Zealand
きょうだい支援ののページにダイレクトに飛ぶにはこちら
この組織も米国きょうだい支援プロジェクトのマイヤーさんを呼んでのイベントを行い,シブショップを主催しています。


●ドイツ FamilyTies – Together for siblings

慢性病の子どもや障がいのある子どものきょうだいは,非常にストレスの多い状況に置かれることがあり,自分だけでそのストレスに対処できないことも多くあります。「FamilyTies Foundation 家族の絆財団」のミッションは,すべてのきょうだい児が必要に応じて,また必要だと感じた時に,適切で良質なサポートを見つけることができるようにすることです。「FamilyTies」は2010年に始まり,2012年5月に財団となりました。

ドイツでは,およそ200万人の子どもが慢性病の子どもや障がいのある子どもと暮らしています。病児や障がい児は,必然的に家族の中で中心の存在となります。健常のきょうだいへの関心は少なくなることが多く,同時にきょうだいは完璧でいるべきという圧力を常に感じています。なぜなら,かれらの兄弟姉妹によって,家族が立ち向かわなければいけないチャレンジが既にあるからです。しかし,すべてのきょうだいがこのようなストレスに耐えられるわけではありません。

今日まで,きょうだい児とその家族は,そのニーズに合致する体系的で全国的なサポートを受けることができませんでした。これが,ドイツのヘルスケアの一流企業であるノバルティスグループが,慢性病の子どもまたは障がいのある子どもの健常のきょうだいとその家族に関わるために,ヘルスケアパートナーと一緒に働くことに決めた理由です。

(以上「FamilyTies」のサイトより,引用翻訳)


●イタリア The Italian Sibling Group
イタリアの組織も米国きょうだい支援プロジェクトのマイヤーさんを呼んでのイベントを行っています。


●ベルギー(Belgium) Brussenwerking
英語の頁がないので,詳細は分かりませんが,自閉症の人のきょうだいの支援がメインのようです。
以前リンクしていたサイトはなくなってしまったので,検索してヒットしたこのサイトにリンクします。(2018/3/4リンク)。


 

各地のきょうだい支援